STOP徘徊!予防のためにできること
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徘徊とは?非常に危険な症状
まずは、徘徊とはどういった症状なのかについておさらいしましょう。徘徊は、認知症の高齢者が目的もなく歩き回る行動を指します。徘徊による行方不明者の数は年々増えており、高齢化が進む日本における社会問題の1つです。交通事故や怪我、体調不良などのリスクがあり、最悪の場合命を落とすこともあります。徘徊の原因は様々ですが、特に注意しなければならないのは認知症の高齢者です。発生しやすい状況を理解した上で、防止策に取り組みましょう。
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徘徊防止のために必要なこと
徘徊防止に向けてどういった取り組みが必要なのかを紹介します。適度な運動は夜間の睡眠を促す効果があるので有効です。どうしても外出したいと訴えられた場合は、安全を確保した上で付き添ってあげましょう。徘徊防止・対策グッズの活用もおすすめです。徘徊している高齢者を発見した際は、相手の行動や言動を否定せず傾聴してください。相手の気持ちを落ち着かせることが大切です。万が一行方不明になった際は、ためらわず即座に通報しましょう。
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事前に知っておくと役立つ情報
介護職として介護施設で働く場合、利用者が徘徊して行方不明になる可能性もゼロではありません。その場合、責任の所在はどこにあるのかを事前に確認しておきましょう。徘徊防止に関するスキルを磨きたいのであれば、認知症ケア専門士の資格を取得してください。認知症ケアに関する知識や技術を学べます。また、キャリアアップにも有利な資格です。介護事業者は、自治体が行っている徘徊SOSネットワークに協力しているケースも少なくありません。こちらについても、内容を確認しておきましょう。